明日の仕事のこと、過去の失敗のことを考え不安になることがあります。
自分の心を「今ここ」に戻すにはマインドフルネス瞑想がおすすめです。
マインドフルネス瞑想の効果
毎日10分、半年続けたマインドフルネス瞑想の効果として3つあります。
眠りの質が圧倒的に向上しました。瞑想をしている最中に自分の思いが溢れてきますが、そっと川に流すイメージを持って流していくので、寝る前の不安が減りました。
以前は人の意見に左右されることが多く、自分の意見がないことが悩みでしたが、心を落ち着けることができるようになったので、「自分軸」を持てるようになりました。
失敗や恥ずかしかったことを思い出し、前に進むことに恐怖を感じていましたが、「今、ここ」にフォーカスできるようになったため、本当に自分がしたいことが明確になりました。
心ここにあらず
ネットで24時間人と繋がることができ便利な反面、知らなくてもよい情報、周りと比較して将来の不安、人の失敗を見て自分の過去を思い出す・・・など心を奪われてしまうことが増えました。
人は「~してはいけない。」を思えば思うほど、どんどん考えてしまう生き物。例えば・・・
「ピンクの象を思い浮かべないでください。」
・・・
しっかりピンクの象を思い浮かべてしまいましたよね。「~しない。」は勝手に不安を増幅させてしまう言葉。実は、私も20代前半の頃、パニック障害になり人前に出られない、電車に乗れない時期がありました。これを乗り越えて客室乗務員になることができましたが、正直不安との闘いでした。
今でも心配なことがあると心臓がドキドキして、眠れない時もありますが、「自律訓練法」「マインドフルネス瞑想」「ヨガ」を取り入れて、不安神経症は回避できています。
心が「今」に向いていない人はぜひ「マインドフルネス瞑想」を試していただきたいです。そして、デジタルデトックスも兼ねて行ってみましょう。

疲れる→憑かれる?
不安を感じやすくなると「疲れた」「忙しい」が口癖になり始めます。
そうなると肩に力は入って、眉間にはシワが入り肩こりが始まります。「疲れた」が、いつの間にか、何かに「憑かれた」になるのです。
人から話しかけられなくなった、避けられてる気がする・・・と思ったあなた、憑かれているかもしれません。
「忙しい」は「心を亡くす」いつの間にか、自分ではない自分が姿を現します。イライラしていませんか。

「心を亡くす」ことが続くと、自分の悩みの本質が分からなくなります。
自分の「今」にバランスを整えるため、「マインドフルネス瞑想」をしてみましょう。
そんな私は、ある日、「マインドフルネス瞑想」の本を手に取りました。
呼吸を意識する
呼吸を意識したことはありますか? 全集中・・・◎◎の呼吸。鬼滅の刃で有名になった呼吸。実は、集中と呼吸は関連があります。
マインドフルネス瞑想を始める前までは、呼吸を意識したことがありませんでした。しかし、今までの生活を振り返ると、緊張すると呼吸が苦しくなったり、体に力が入ったりと呼吸が浅いことで身体が勝手にこわばってしまうことがよくありました。今でも緊張する自分に気づくと意識的に深呼吸をしています。
呼吸をする際に重要となる横隔膜には自律神経が集まっており、横隔膜をしっかり動かしていないと自律神経の働きも鈍くなります。 すなわち、呼吸が浅いと横隔膜をしっかり動かすごとができません。また不安な状況になると呼吸が浅くなると言われています。この悪循環から呼吸ができない不安に陥る・・・パニック障害の方は呼吸が浅いと言われる理由です。

自律神経には2種類あります。
- 「アクティブモード」 交感神経
- 「リラックスモード」 副交感神経
①交感神経は、活動的に行動できるように心臓、肺、血圧を上げるなどアクセルをかける状態。精神的な緊張状態も作ります。常に戦うモード「臨戦態勢」
②副交感神経は、体の各部分の活動性を下げて回復、修復させるために働きます。

呼吸が浅い(体の各部分の動きが活発)➡
交感神経のスイッチが入る➡
体が臨戦態勢➡
悩み事や苦手な状況が引き金となって不安やパニック状態になる➡
体が休めない
この悪循環から自分を解放するためにも、呼吸、マインドフルネス瞑想でモードを切り替えをしましょう。
マインドフルネス瞑想法
1.誰にも邪魔されない静かな場所を選んでください。
2.椅子または床に座って(私は床で安座派)背筋を伸ばし、目を閉じ、呼吸だけに意識を集中させます。
3.様々な雑念が思い浮かんできますが、その雑念を川に流すイメージを持ちます。
音楽を流してもいいですし、流さなくてもいいです。私は「10分」を目安に瞑想をするので、こちらの音楽を使っています。
たった10分の瞑想と思うかもしれませんが、驚くくらい頭がスッキリします。
誘導瞑想が良い方はこちらがおすすめです。
また、オンラインフィットネスSOELUでもヨガを取り入れた「マインドフルネス瞑想」を提供しています。

飲酒後、食後も避けてください。PTSDを抱えている方、中等以上の精神的疾患を抱えている方は病院の先生と相談してから行ってください。