人生が変わる時のサイン
私はどちらかというとスピリチュアルな人間ではありませんが、腑に落ちる話があります。
人生が変わる時にはなにかしらの「兆し」が現れるそうです。
それは良いものであったり、時に悪いものでもあったり・・・。
これは今から10年前にパワーストーンアクセサリーの先生がおっしゃっていたことです。
変化の兆候は、体調を崩す、怪我をする、大切な人との別れや裏切り、リストラ、大切にしていた物が壊れる、周囲の人と価値観が合わなくなる、話が嚙み合わなくなるなど日常が変化すること。
そのメッセージに逆らい、現状を保とうとすると心と体がバラバラになってしまう。
だから自分の心の声を聴く、信じることだと。

私がマナー講師という仕事から少し距離を置いたのも、この言葉を思い出したからです。
「個」を大切にする時代に、旧式マナー講師のままでいいのだろうかと悩みながら過ごしていました。
40歳になる直前に心臓を悪くし、それと同じくしてマナー講師の先輩との考え方の違いを感じ始めていました。そして、仕事の契約打ち切り、家族との別れ・・・
心が必死に前に進もうとしても体がついていかなくなり、メンタル的にも参ることが増えました。
身近な人に相談しても「いいじゃん、そのままで。今さら変わるのめんどくさいよ。」と言われるばかり。
心臓の病気は「自然に身をゆだねていない」というメッセージだそうです。私は何かに必死に抗いながら現状維持しようとしていたのです。
変わりたい願望はあるものの、それに抗いながら過ごした5年後の2020年。コロナ禍・・・。私のしたいこと、できることは違うのではないかと、再び大きな壁にぶつかりました。再びこの時に、パソコンが壊れる、全身が皮膚炎になる、父が病気になる・・・。これはもう変化の合図だなと直感しました。
マナー講師の傍らキャリアカウンセラーをしていたこともあり、たくさんの大学生と面談をする機会があります。もっと英語を勉強しておけばよかった・・・、勉強しておけばよかった・・・と後悔する学生と話をしていくと、「何かをやり残したことがある人達の力になりたい」という自分の気持ちに気づき、英語やオンライン講座を使って人をサポートしたいと、今の仕事に変わりました。
また、尊敬する人が教員をしていたことも大きく私の人生を変えた一つの理由となりました。

正直、変化は怖かったです。私にできるのだろうか、新しい分野でどのように自分が貢献できるのだろうかと。
現在、英語にかかわる仕事に就き、仕事量、勉強量も増えましたが、自分の通るべき「道」にやっとたどり着けたことに嬉しさを感じていますし、今はこれが正解だと思っています。
今は、変化とチャレンジが自分のモットーになっています。このブログを通して多くの方のスキルアップのお役に立ちたいと思い更新を続けています。
見えない何かに背中を押されていると思うこの頃です。